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ヤマダイ食品 カスタマーインサイト事業部 広域営業部 第三チーム マネージャー 田中啓輔

PBの営業。

ヤマダイ食品の広域営業部は、卸業者(以下、卸様)に向けてヤマダイ食品の商品を取り扱っていただけるよう営業するのが主な仕事ですが、私が担当しているのはそういった卸を手掛けている商社や問屋さんのプライベートブランド(以下、PB)の営業です。卸様からの「もう少し味を変えたい」「〇〇向けにこういう商品を作りたい」といった要望を踏まえ、卸様が扱う新商品を開発します。既存の商品を販売するのではなく新たに商品を開発する必要があるため、社内の開発側や卸様側の開発チームの方々とコミュニケーションを取ります。

主に商品の企画のもととなるのは、卸様が持つマーケティングの情報やトレンドに対する考え方なので、商品を作るまでの過程で学べることが沢山あります。豆の加工法ひとつとっても卸様ごとに注目しているところが違ったり、工夫されていることがあったりするので、そういった知識を蓄えながら野菜の加工に関する情報をアップデートしていきます。ヤマダイ食品にはマーケティングに特化したチームがあるわけではないので、営業が集めてきた情報を社内で共有し循環させることで新しい商品の企画につなげています。最近は日報をクラウドで管理するようになったので、誰がどこでどんなことに取り組んでいるのかがより共有しやすくなったと思います。

 

食文化を守る。

私がヤマダイ食品に新卒で入社したのは2012年なので、今年で10年目になります。PB商品を担当するようになってからは約5年経ちました。東京本部だと中堅くらいになってきて、自分より若い社員のサポートをする機会も増えてきました。とはいえ一通り経験してやっと視野が広がってきた自負もあります。異なる感性を持った新入社員に劣らないくらい、新しいことにチャレンジしていきたいという気持ちがあります。もともと食べ物が好きで、良いものを広めたいという思いでヤマダイ食品に入社したので、自分が思う良いものを追求していきたいです。

自分の中で食へのこだわりが生まれたのは、小さい頃から漫画『美味しんぼ』を読んでいたことが影響していると思います。普段から色々なものを食べますが、できる限り化学調味料を使用していない国産のものが良いものだという考えを持っています。ヤマダイ食品では茨城もぎたてファクトリーを筆頭に地元の生産者の方と野菜の生育から加工まで一貫して取り組んでいるので、こうした取り組みが社会に良いものを広げる一歩となれば嬉しいです。営業として良い和惣菜を作ることも、日本の食文化を広げることにつながると信じて働いているので、これからもお客様の声に寄り添い多くの人に喜んでいただける商品を作っていきたいと思います。

 

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